無臭空間をめざして
タクシー車内のニオイについて
「ニオイが強くて、ちょっと…」
こんな経験はありませんか?
近年タクシー車内は禁煙となっていて以前と比べると車内のにおいは、ずいぶん改善されてきたと思います。
ところが、強い「ニオイの素」が無くなった代わりに、さまざまな「ニオイ」が気になるようになってきました。
窓を閉め切った、狭いタクシー車内空間。
ちょっとした距離でも不快なニオイは、あとに残ります。
ニオイの原因は、いろいろあります。
燃料のLPガス | LPガスは本来、無臭なので万が一のガス漏れに気づきにくいです。その為、あらかじめ「ニオイ」を加えてあります。 |
エアコンのダクト | エアコンは、特殊媒体の温度差を利用して、温めたり冷やしたりします。その際、大気中の湿気がダクトなどに結露します。さらに、埃などが加わりそこに細菌が繁殖することで、ニオイを発生させることがあります。 |
生理的なニオイ | 汗、手あか(手脂)、口臭、頭髪、加齢臭など、生理的なニオイ |
加えられたニオイ | 車内で食べた食べ物のニオイ、化粧、香水など、加えられたニオイ、また、それらが酸化したりして変化したニオイ。 |
そして、これらが複合して、シートや天井などにしみ込んだニオイ。
香水や芳香剤などはその人の好みもあるし酸化で変化して鼻につく場合もあります。
誰もが快適に感じるためには、「無臭」であること。
静鉄タクシーは、タクシー車内を「無臭空間」に保つことに、こだわります。
真無臭をめざして
静鉄タクシー
スタンダードマニュアル2014 R.2
(2017一部改定版)
ニオイは、ニオイを発生させているもとの物質を除去しなければいつまでもニオイます。
無臭に保つには更に強いニオイを加えるのではなく、もとの物質を除去、分解する。
もちろん、その消臭剤が、人体に悪い影響を与えても困ります。
ミストスプレー全車両標準装備 | ビーズホルダセット全車標準装備 |
静鉄タクシーでは、ハル・インダストリ社と協業して、「真無臭」空間を目指しています。
「真無臭」は、ハル・インダストリ社の登録商標です。