スタンダードマニュアル
静鉄タクシーでは、全ての運転者が一定のレベルの接客・接遇のサービスが出来るように、「スタンダードマニュアル2014」を設定しました。
Be gentleman!(紳士であれ!)
静鉄タクシー
スタンダードマニュアルのコンセプトは、
「Be gentleman!」
この言葉は、旧札幌農学校(現北海道大学) の初代教頭であった、ウィリアム・スミス・クラーク博士の作った札幌農学校の「校則」を引用したものです。
開講当初の札幌農学校は、明治維新で職を追われた元士族の子弟が集まり、行き場のない怒りや不安によって非常に荒れた校内生活でありました。
そのため、次々と規則が作られ、規則でがんじがらめになっていました。
これを直そうと、クラーク博士は自ら米国から取り寄せた大好きなワインを割って、自らも酒を断ち、生徒に「Be gentleman!(紳士であれ)」と述べ、「何をしていいのか、何をして悪いのかの判断を自らが決断しなくてはならない。自由であるが自己責任を持つべし」と説いたと言われています。
静鉄タクシー
スタンダードマニュアル2014製作委員会
より一部抜粋
「~してはならない」 から 「~します」
静鉄タクシー
スタンダードマニュアル2014 R.2
(2017一部改定版)
スタンダードマニュアルでは、「~してはならない」、「~すべきである」という言い回しはありません。全ての項目が、「~します」で書かれています。
また、写真を多く使い、誰が見ても、これは良いイメージこれは悪いイメージの判断が付きやすいように編集されています。全ての運転者の頭の中が同じものをイメージして、同じ方向を向いて動き出すこと。誰かの命令ではなく、自ら行動することを大切と考えています。
私たち静鉄タクシーの運転者は、スペシャルの100点満点を目指していません。その代わりに、全ての運転者が80点を取れるように、ロールプレイングによる練習を重ねています。